院長ブログ

2012年11月28日 水曜日

ビスホスホネート系製剤(BP製剤)の副作用

我々人間の骨は、常に増築と破壊を絶え間なく繰り返しています。別の言葉でいうと骨の『新陳代謝』でしょうか!

細胞レベルでいうと増築とは骨芽細胞による骨添加で、破壊とは破骨細胞による骨吸収です。

ちょっと難しいのですが、骨の生理的再生は『まず破骨細胞が骨組織を吸収することで、骨形成タンパク質(BMP)が放出され、骨芽細胞が出現し、骨形成がおこる。』この生理的骨再生のプログラムはリモデリングと呼ばれています。

つまり我々の骨は絶え間なく、破骨細胞と骨芽細胞によって新陳代謝されている。まさに骨芽細胞と破骨細胞は表裏一体の関係にあります。

骨粗鬆症の治療薬として用いられるビスホスホネート系製剤(BP製剤)は、破骨細胞の活動を阻害し、骨の吸収を防ぐ予防薬です。そして、この薬の最も重篤な副作用は、歯科領域に起こる『抜歯後の難治性骨髄炎です。』だって、破骨細胞が活動しないから、骨芽細胞は出現できません。

生理的骨再生のプログラムが狂ってしまうのです。

(日本では2年前に発売された『フォルテオ』という骨芽細胞を増やす働きのある薬もあります。)
「この薬、世界では2002年から使用されてます、、、、、日本、2010年から発売、世界との距離は10年、、、
。」


投稿者 ヒロデンタルクリニック | コメント(0) | トラックバック(0)

コメントする

名前:

メールアドレス:

コメント:

トラックバックURL

カレンダー

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
アクセス


大きな地図で見る

〒350-1101
埼玉県川越市大字的場565-1

的場駅


平日 9:30~12:30 / 14:30~19:30
土曜 9:30~12:30
休診日 木曜・日曜・祝祭日

お問い合わせ 詳しくはこちら