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トップ・ダウン・トリートメント

トップ・ダウン・トリートメントという考え方

歯科治療を行う上で、当院ではいつも“トップ・ダウン・トリートメント”という考え方のもと治療を進めています。

“トップ・ダウン・トリートメント”とは、ひとりひとりの患者様に、健康な歯があった状態での笑顔の表情を資料をつくって分析し、「顔貌」→「歯」→「歯ぐき」→「骨」という風に、「顔貌」(顔のつくり・トップ)から順を追って歯や歯ぐき、骨(ダウン)の治療を計画していく方法です。
すべての歯科治療は、このような治療計画を初めから立てて治療を行っています。

歯や歯ぐきのトラブルによって、健康な笑顔に自信をなくしてしまっている方に、笑顔で生活できる自信を取り戻すお手伝いをしたいと思っております。

 
健康な笑顔を取り戻すための“インプラント”
歯を失ったことによって、歯があったときにくらべて顔貌に狂いが生じてしまった患者様は笑顔に自信をなくしてしまっています。 その自信を取り戻すため、私たちのクリニックでは“インプラント治療”を行っています。

インプラントによる歯の再建治療では、お口の中(口腔内)の健康を獲得できるだけでなく、歯があった時の顔貌(自信をもった笑顔)を回復することができます。患者様に自信をもった笑顔を取り戻していただくには、お口の中(口腔内)を元の歯があった状態に戻す必要があるのです。

失った歯の代わりにインプラントを再建するのわけですが、歯を失ってから時間が経過していることが多く歯ぐきまで痩せてしまっていることが多いのです。さらに痩せてしまっている歯ぐきの中にある骨も、歯ぐき同様に痩せてしまっています。

そこで、私たちのクリニックでは”トップ・ダウン・トリートメント”考え方で、まず痩せてしまっている骨を元に戻し、それから歯ぐきも元に戻します。そのあとで、そこにインプラントを行って歯を入れてあげます。
骨や歯ぐきを健康な時の状態に戻してからでないと、それなしにインプラントを行ってもうまくいかないのです。骨と歯ぐきの治療なしに、元通りの笑顔は取り戻せません。

骨と歯ぐきを再建してからインプラントを行うことで、非常にきれいで長く使える歯に戻り、よく噛めるようになります。 こうすることで、以前のように自信をもって笑える顔貌に回復できるのです。

 

インプラント治療における“トップ・ダウン・トリートメント”

不幸にして歯を失ってしまうと、歯ぐきのボリュームまでも0.5mm~5mmほど損なってしまうことになります(Fig.A)。
その状態でインプラント埋入を行ったとしても、失われた歯ぐきのボリュームまでは取り戻すことができません(Fig.B)。
3枚目の画像のように審美的に大きな問題となった形になってしまいますので、患者様にとって本当によい治療とは言えません(Fig.C)。
この状態ですと、食物が停滞したり清掃性の悪化、空気、声が漏れるなど、機能的な劣化が発生してしまいます。
それでも1枚目の(Fig.A)状態よりは、良くなっていますので喜んで下さる患者様も多いのですが、性別、年齢、職業等、
患者様の背景によってその満足度は異なって参ります。
  

インプラント治療におけるトップ・ダウン・トリートメントとは、まず理想的な歯の形、歯並びの造形を明記するところから始まります(Fig.D)。 そして、それに基づいた理想的なインプラントポジションを設定します(Fig.E)。この際多くの場合は、骨造成や歯肉の移植が必要となります。
インプラント周囲の黄色い部分が骨造成です(Fig.F)。 この骨造成ですが、人骨に由来したもの、ブタやウシなどの異種生物由来だったりあるいは100%化学合成されたものが存在し、その効果も曖昧だったりします。
そのため、当院では患者様から自己血を採取し、成長因子を抽出するPRGFシステムを採用しています。
(短期間の治癒とキレイで健康な歯ぐきを実現するPRGFシステムについてはこちらから>>)

自己血を用いるPRGFシステムであれば、トップ・ダウン・トリートメントにおいても確実で予知性の高い治療法であると考えます。やはり自家製のものに勝るものはないのです。
  

  そうして完成した歯は、左図(Fig.G)となります。
  もともと歯があったときと同様、またはそれ以上に審美的にも機能的にも
  歯根、歯冠、そして歯周組織を含めて再生しなければなりません。
  このように補綴主導型で、理想的なインプラントポジションを設定するインプラント
  治療がトップ・ダウン・トリートメントです。